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今日のニュースで、家電量販店大手のヤマダ電機が メーカーなどから派遣されて入店している"ヘルパー" と呼ばれる販売員に対して雇用関係がないにも係わらず業務の指示を出すなど、事実上自社の管理下に置いていたなど職業安定法に抵触する行為があったと報じられた。
このヤマダ電機へは、私も短期間だが過去にヘルパーとして仕事をしていた事がある。
このヘルパーというしくみは、メーカーにとっては自社の製品を直接顧客に勧める事ができるし、店側にとっても人件費不要で接客してもらる という意味で両者にとって都合の良い制度になっている。
お店は常にそのような業者の応援が日常的に出入りしている環境なので、今回のような事が起きてもなんの不思議もないと思う。
現場では、出入り業者に指示を出す事が違法である という認識すらないのではないか?
家電量販店の業界では、チラシに販売価格を掲載しなかったり、商品に表示されている価格からさらに値引きなど公正取引委員会から2重価格であると指摘されるような販売手法を繰り返しており、そういう意味では遵法意識が低い会社なのではないだろうか?
2ちゃんねるの投稿にこんな内容があった。
ヤマダの社員に残酷な通達が本社からでた。
「一人の社員につき、1月~2月までに10万円分の電機商品を買え」
しかも社員割引は無し。ポイントも割引も社員にはなく
お客より高い値段で商品を買わせる方針。
そんな短期間で10万円分も電機製品を買えるわけがない。
社員を人と思っていない。今時こんな会社ありえない。
うちでは上司から催促の電話がかかってきて
鬱になり、一家心中しようかと思ってます。
掲示板の情報なので真偽は分からないが、この会社のやり方を考えれば有り得ない話ではないような気もする。
東京地裁が12月7日に出した判決は、インターネットに縁が深いものとして非常に驚かされた。
2ちゃんねるの書き込みに対して220万円の損害賠償を命じる というものだったからだ。
報道によると、大手広告会社社員の男性は イベント企画サークル「スーパーフリー」の集団暴行事件をめぐり 掲示板運営の 2ちゃんねる とメールマガジン発行のサイバッチの書き込みや記事などで名誉を傷つけられたとして損害賠償を求めた訴訟を起こし、東京地裁はそれぞれに220万円の損害賠償を命じた。
また 2ちゃんねるに投稿した人物の情報開示を併せて求めた。
原告代理人の弁護士は「情報開示されれば投稿者にも賠償請求する」と話している。
これはインターネット利用者にとって大きな意味を持つ判断だと思う。
例えば、個人でブログを運営していて、そのコメント欄に他人の名誉を毀損する書き込みが行われた場合、そのブログの運営者に損害賠償を求められる可能性がある事を意味する。
第三者が書き込んだ記事に関してそのサイトを運営する側に責任があるとなれば、オチオチブログの運営もできない事になってしまう。
判決では 2ちゃんねるに書き込んだ人物の情報開示を求めているけど、"情報" といっても個人の住所氏名が分かる訳ではない。
分かるのは接続情報のみで、具体的には、リモートホスト名(クライアントホスト)、使用ブラウザ、使用OS、画面の解像度などである。
ここで判明したリモートホストからプロバイダを判別し、捜査令状を提示してそのプロバイダに契約者情報の開示を求めれば、プロバイダは契約者のアクセスの記録を解析する事で最終的に契約者個人を特定する事は可能だと考えられる。
しかし、それはあくまでその契約者のIDでインターネット接続されたパソコンから書き込まれた事を意味するだけで、本人が書いた事を証明する情報とはならない。
なぜなら、暗号化していない無線LANの電波を傍受し、その契約者のIDを乗っ取れば第三者が個人を特定できない方法で書き込みができるからだ。
あるいはその会員のIDとパスワードを本人の気づかない方法で盗み出しで接続したかもしれない。
また、インターネット喫茶などからの書き込みの場合や無料プロバイダを経由してのアクセスではどうにもならない。
原告代理人が書き込んだ本人にも賠償請求する といっているけど、こういった方法でIDが乗っ取られたりしていない事を証明するのは簡単ではないだろう。
また、それを裁く裁判官にもそれなりのITの知識が要求される事になる。
いずれにしろ、インターネットば便利なものだけど、それを使用する事で自分自身に何の悪意がなくても間接的に加害者になりうるという事を今回の判決は示している。
以前に某サポート会社と契約をしていた時に受けた仕事の話。
そのお客様はご両親と同じ敷地に建っている別棟に住んでいた。
契約している会社から受けた作業指示はISDNの無線接続だった。
つまり、両親の家の電話がISDNに切り替えられていて、そこにBluetoothの無線機器を接続し、息子さんの家のパソコンに電波を飛ばす という指示内容だった。
本来このような接続を行うなら、機器を用意する前の段階で本当に実用的な速度で接続できるかを試さなければならないはずだ。
bluetooth機器は電波が比較的弱いので別棟に電波を飛ばすという今回のような接続は難しいと考えるのが常識。
それなのに、お客様の要望だからと安易に受け入れ、機器を買ってもらったり作業員を派遣するのは余りに無責任な行動だと言える。
案の定、正常に接続しても微弱な電波を辛うじて受信している程度で事実上使用不可能。
Yahooのトップページを全部表示し終わるのに5分以上かかるという状態だった。
このお客様とは大きなトラブルになったが、この作業がきっかけとなってそのサポート会社とは契約を解除したのでその後どうなったかは把握していない。
パソコンサポート業務を全国で展開している大手企業といってもやる仕事はこの程度。
私から見れば目を覆いたくなるレベルだ。
家電量販店も同じ。
出張サポートを利用するなら、地域で活動している小規模の事務所や個人のエンジニアをお勧めする。