2007年2月アーカイブ

情報漏洩を防止する

情報漏洩で注意しなければならないのがパソコンを手放す時。

オークションに出品する、あるいは中古ショップに販売するなどの場合はハードディスクに記録されている情報に注意が注意が必要だ。
手放すときは誰でもデータを消去すると思うが、その"消去方法" が問題。

例えば、
マイドキュメントを開いて-> 全て選択 -> DELETEキーで削除
その後、ごみ箱を空にする。

という操作をすれば、フォルダを開いても何もないのでデータが全て消去されたように見える。
しかし、これではデータそのものは削除されていない。
だから特殊なソフトを使えば今消去したはずのデータを復元できてしまうのだ。

実際、ある方が中古ショップで購入したパソコンの情報を復元したところ、以前使っていた会社の経理情報がそのまま出てきたという話もある。
なぜこんな事が起こるのか?を理解するには、コンピュータが情報をどのように管理しているか を知らなければならない。

このしくみは以下のようになっている。
例えば、マイドキュメント のフォルダを開いたとする。
そこにはワードで作った報告書やエクセルで作った役員名簿、あるいは去年旅先で撮影した写真が入っている。

実は、この "報告書" や "役員名簿" 、"写真" のアイコンは、本でいえば "索引" を見ているだけなのだ。
人間がフォルダを開く という操作をすると、パソコンは、そのフォルダに入っているファイルの一覧を表示するが、それは情報そのものではなく、あくまで索引の情報なのだ。
(この索引はディレクトリと呼ばれる)

つまり、フォルダからアイコンを削除しただけだと、索引を消したに過ぎず、情報本体(本文)はそっくりそのまま残っている という訳なのだ。

その"残っている情報本体"を削除する方法はいろいろあるのだが、最も一般的なのは "その領域に意味の無い情報を上書きする" という方法だ。
そのような操作をするためのソフトが市販されているし、フリーのものもある。

なお、最高レベルの機密情報が記録されているディスクを廃棄する時は、ユニットそのものを"溶解"して完全に消去しているらしい。

2007年は "ランサムウェア" と呼ばれるトロイの木馬型ウィルスが増加するだろうとロシアのウィルス対策専門家が語ったと報じられた。

このランサムウェアというのは、主にメールで対象するパソコンに送り込まれ、その中にある企業にとって重要なファイルを暗号化してしまうというもの。
そして、それを復元したいなら代金を支払うようメッセージを表示する という不正ソフトだ。

その専門家は、これまでもこの手の犯罪は散見されたが 犯人側の知識も日々向上しており今後は暗号化キーを簡単には解読できないレベルにまで上げてくるだろうと予測している。

この手のウィルスは最新のウィルス対策ソフトでも検出できない場合があるので、被害そのものの発生を完全に防ぐのは難しいかもしれない。
しかし、データの被害や金銭的な被害を防ぐのはそれほど困難な事ではない。

例えば、複数台あるパソコンの中でメールを受信するパソコンを特定の1台に限定し、そのパソコンは他のネットワークと接続しなければいい。
あるいは、メールサーバーに届いているメールを直接確認するソフトを使う。
これならメールをパソコンにダウンロードせず内容を確認できるため、ウィルス感染を未然に防止する事が可能だ。

パソコンをネットに接続する事で生じるリスクを理解し、適切な対策をとりさえすれば このような攻撃を受けたとしても怖くない。

パソコン関連のトラブルの代表である "インターネットがつながらない" という現象。
これはさまざまな原因があるので解決するには考えられる原因を一つづつ確認していくしかない。
原因として考えられる事 (全て私がお客様先で実際に経験した事です)

○アクセスポイントの設定ミス(アナログ・ISDNの場合)
○プッシュ・ダイアルの設定ミス(アナログの場合)
○電話回線(アナログ)の回線状態が悪く、ノイズが多いため接続できない。
○IDの設定ミス
○パスワードの設定ミス
○プロバイダの契約コースが現在の回線に対応していない。
○回線がフレッツなのにプロバイダのコースがフレッツに対応していない。
○NTT局からの距離が遠く、接続できる回線状態になっていない。(ADSLの場合)
○2階にあるモジュラージャックに接続している。(ADSLの場合)
○DHCPで接続しているのに、PCにIPアドレスを設定している。
○ストレートケーブルでつなぐべきところをクロスでつないでいる。
○LANポートにモジュラーケーブルを挿している。
○アナログ接続なのにモデムのないPCを使っている。
○プロバイダに契約していないのに接続設定をしようとしている。
○アダルトサイトからダウンロードしたソフトを実行したため、正常な接続設定が壊されている。
○ケーブルTVでの接続なのに、LANポートのないPCを使おうとしている。
○ウィルスに感染している。

今はブロードバンドが中心になったので、接続作業もずいぶんと簡単になった。
インターネットがつながらずに困っている という人はメールかコメントで連絡をいただければ解決のお手伝いができると思う。
原因を順次調べれば原因は必ず分かるので解決するのは難しいものではない。

BCNによると、1月30日に販売が開始された Windows Vista で 最も売れたブレードは Home Premium アップグレードだった。
Home Basicはビスタの特徴とも言える Aeroがないのでこの選択は当然とも言える。

ビスタはHome が 2グレード Business が 3グレード用意されているが、仮に仕事で使うにしても、簡単なLANを組むくらいならHomeで問題ないと思う。

ビスタのアップグレードは Windows 2000 , Windows XP いずれからでも可能であり、また XPのHome Pro いずれからでも全ての製品にアップグレードできる。

OSのアップグレードは、現行のOSを残したまま(マイドキュメントなども残して)上書きする方法とハードディスクをフォーマットしてから行う新規インストールがある。
上書きの方が操作が簡単でファイルのバックアップなども最小限で済むが、旧OSの不安定な要素もそのまま引き継ぐので可能なら新規インストールを選ぶべき。